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舞台:『生きてる時間』(カタルシツ演芸会) [お芝居・舞台のこと]

カタルシツを観に行ってきました。

カタルシツ演芸会
 『生きてる時間』
生きてる時間.jpg
2017.2.18(土)13:00~@あうるすぽっと(池袋)

作・演出 : 前川知大
出演 : 柳家三三 × 安井順平、盛 隆二、田村健太郎

カタルシツ演芸会ってなんぞや?と思いつつも、
特になんの情報も入れず、
ちょうど東京にいる日だったので、池袋まで足を延ばした。

「カタルシツ」は、イキウメの実験室 と言うだけのことあって、
なんだかいろいろな装いの舞台を見せてくれて毎回ホントに面白い。
(毎回・・と言っても、私はまだ数えるほどしか見てない初心者ですが。)

さて、今回のカタルシツ演芸会は、
なんと「落語とイキウメSFのコラボレーション」。

これがホントに最高に面白かったのです。

落語家の林家三三さんは、今回初めて知った落語家さん。
私自身がぜんぜん落語に詳しくないので、知らないのは当たり前なのだけど、
いやぁ、素晴らしかった。この方の語り口を生で観ることで、
なんだかすっかり、落語って面白い!ってハマってしまいそうです。

全体の構成は、
三三さんの落語と、安井さん、盛さん、田村君の演劇を
交互に見せるカタチ。
高座とコンビニと部屋を表せる、
シンプルながらも機能的な舞台セットで展開されます。

人の寿命を計算できるようになった最新技術のつまった都市で、
自分の寿命を知ってしまったある医師の数年間とその末路を、
小気味よい笑いを交えながら落語で見せる第一幕から、

「自分の生きている時間を売る」ことができる近未来世界の話を
第二幕演劇で見せます。
自分の寿命から売った時間を、分割での支払いだと、
「一日数分だけ死んでる」ことになるっていう図式はなかなか面白い。

再び落語に戻る第三幕では、時間を買った裕福な老夫婦のお話。
一日がプラス2時間延びる=「その人だけが体感時間が長くなる」
という説明に、なるほどー、と納得し、
そして「周りからその人を見ると動きが早くなっている」というのは
更に面白い考え方で、なるほどなるほどー、と何度も膝を打った。

そして、ラストはまたまた演劇組の最終幕は、第二幕の続き。
「時間を売る」「それを買う」ということが闇で行われてるのと並行して、
その実験都市であるこの町では、税が住民らの「生きてる時間」で支払われていた
ことに気付いたジャーナリストと、そこに巻き込まれた人々の今後の展開。。。

そういや、「落語」の話の中で出てきた人々は、
「演劇」のときの話の中で、すべて不幸な最期を遂げていることがわかるのですよね。
観ているときは笑いながら見てたのに、
よくよく最後までくると、いろいろと恐ろしい世界なことに気付いて、
ゾクッとしたり。。。。


ともあれ、素晴らしい舞台でした。
ほんと、面白い。
ほんと、カタルシツ、面白い。


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